第1回設計打ち合わせ～QUAD V標準仕様書を眺めてみる
住宅情報館の注文住宅QUAD Vでは、標準仕様書というのがあって、基本仕様が決まっていて、それに準ずる形で作って行き、それ以上の要望があったり、モノを変更したりするとオプション料金というのが発生します。もちろん間取りは自由です。
QUAD V 標準仕様書より
構造仕様
窓以外の、一番外側の壁は全て耐力面材という板が貼られて強度をアップしています。柱の外側に貼っていくので、部屋の内側から何かを取り付ける際に使われる下地とは若干意味合いが異なります。(壁紙と、石膏ボードを通過すると空間が出来て、耐力面材に当たるには柱の分の隙間が出来るためです)
※写真と情報は住宅情報館HPページより引用
※部材や仕様は随時変更になる可能性もあるため、実際に使われる部材や仕様は直接打ち合わせなどでご確認ください。
・これ以外に、住宅情報館には、制振装置として、「JETS（ジェッツ）」というすごいパネルがあるのですが、費用は３０万円のオプション商品があります。これは１階に「縦と横」にバランスよく配置できる壁が必要で、設計の初期段階からお願いしておかないと、あとあと壁が無いので付けられないという状況になったりするそうです。
基礎：鉄筋コンクリートスラブシステム基礎 防湿シート敷 スラブ厚150mm 基礎幅150mm 鉄筋径オール13mm
土台：檜土台（105mm角） 基礎パッキン ゆかづか
通し柱：檜柱（120mm角）
耐力壁：パーティクルボード 筋交い スーパーパネル
管柱：檜柱（105mm角）
金物：筋交い金物 ホールダウン金物 その他当社指定金物
断熱材：1階床：ポリスチレンフォーム90mm 外壁：高性能グラスウール14K 105mm 屋根直下の天井：高性能グラスウール14K 155mm
フェノールフォーム 30mm+30mm（外壁のスーパーパネル部分のみ）
※構造、工法上の都合により、一部の通し柱は105mmの角柱又は集成材を使用する場合があります。また一部の管柱は105mmの集成材を使用します。
※数値は呼称寸法のため、実際の寸法と異なる場合があります。
※施工の都合上、通し柱・出隅柱に欠き込みが入ります。
※納まり上一部寸法が異なります。
外部仕様
外壁：パーティクルボード(STPII)9mm 防火サイディング15mm,16mm（通気金具施工）
屋根：平板ストレート瓦又はシングル葺 4寸勾配（片流れ、切葺、寄棟）
雨樋：硬質塩ビ樋
玄関ドア：アルミ断熱ドア（片開きドア）2重ロック ドアガード H=2300mm
玄関ポーチ：コンクリート下地 磁器質タイル300角
サッシ：アルミ樹脂複合サッシLow-E複層ガラス アルゴンガス入り（全窓）
シャッター：1階のみ スチール製シャッター（4箇所・W=4.5尺以上の窓）
バルコニー：本体構造一体型 FRP防水 アルミ笠木 T型物干し金物又は壁付物干し金物 バルコニー1箇所2.4平方m（90平方m以上3.3平方ｍ）
インナーバルコニー：屋根付本体構造一体型 FRP防水 シースルーパネル（インナーバルコニーは施工床面積として算入されます）
フラットルーフ：本体構造一体型 FRP防水 笠木（インナーバルコニー施工面積と同面積を施工可能）
ドアホン：録画機能付カラーテレビドアホン
ビューウィンドウ：アルミ樹脂複合サッシLow-Eガラス アルゴンガス入り
標準点数
シースルーパネル：55平方m～1P、90平方m～2P、120平方m～4P
スクリーンルーバー： 55平方m～2.66平方m以内、80平方m～3.51平方m以内、90平方m～4.36平方m以内、 100平方m～5.2平方m以内
コーナールーバー：55平方m～3P、80平方m～4P、 90平方m～5P、 100平方m～6P 幅1P=910mm ピラーモール付
※数値は呼称寸法のため、実際の寸法と異なる場合があります。
※2階床面積は延床面積の45％以上55％以下となります。
※特殊な外壁形状（斜め・アール）は別途となります。
※特殊平面形状（コの字型等）は別途となります。
※外壁出隅の箇所数は１，２階合計12箇所までとなります。
※スクリーンルーバーまたは、コーナールーバーのいずれか１つの選択となります。
内部仕様
床仕上げ：
玄関：磁器質タイル300角
ホール/廊下：カラーフローリング
階段室（※どちらか選択）：コーディネイト床材（13段）、シースルー階段（１4段）
リビング：カラーフローリング
ダイニング：カラーフローリング
キッチン：カラーフローリング キッチンパネル・床下収納600mmx600mm
洋室：カラーフローリング
洗面所：クッションフロア
トイレ：クッションフロア
浴室：システムバス仕様による
壁仕上げと、天井仕上げはビニールクロスになります。
※居室は4.5帖以上となります。
※勾配天井は、12帖以下1箇所までとなります。
※踊り場付階段は別途となります。
アーキテクチャルライト （間接照明）
いずれか一つの選択となります。
A：センタータイプ：高さ2400mm、幅3640mmの壁面に施工し、照明は2箇所となります。（分割は出来ません）
B：サイドータイプ：高さ2400mm、幅3640mmの壁面に施工し、照明は2箇所となります。（分割は出来ません）
C：天井タイプ：勾配天井に長さ3640mmまでの天井に施工し、照明は1箇所となります。（分割は出来ません）
住宅設備機器仕様
システムキッチン
形状：I型 引き出しタイプ
サイズ：W2550mmxD=650mm
ワークトップ：人造大理石トップ
水栓：浄水器内蔵型ハンドシャワー
コンロ：ビルトインコンロ（3口） W=600mm ホーロートップ 片面焼きグリル
シンク：ステンレスシンク
食器洗い乾燥機：スライドオープン食器洗い乾燥機
レンジフード：シロッコファン：壁付（ダクト延長は別途となります）
吊戸棚：H=700mm 耐震ラッチ付
キッチンパネル：メラミン化粧板
トイレ
1階：腰掛便器 洗浄便座 紙巻器 タオルリング トイレ埋め込み収納
2階（80平方m）：腰掛便器 洗浄便座 紙巻器 タオルリング
システムバス
形状：1616サイズ 1600mmx1600mm
浴槽：FRP保湿浴槽 ポップアップ排水栓
換気扇：換気乾燥暖房機
ドア：折れ戸
水栓：サーモスタット付シャワー水栓
付属品：ミラー 照明 ランドリーパイプ
テレビ：10V型LED液晶パネル 防水リモコン
洗面化粧台：W=750mm 三面鏡キャビネット シングルレバー水栓
給湯器：壁掛式24号（エコジョーズ） 追い焚き付 自動保温機能付オートタイプ
24時間換気システム：ダクトレスタイプ
火災警報器：煙感知式（電池式）又は熱感知式（電池式）（行政により異なります）
窓数及びクローゼット数
居室窓：55平方m～６(３)、 60平方m～7(３)、70平方m～８(３)、 80平方m～９(４)、90平方m～１０(４)、 100平方m～１１(５)、110平方m～１２(５)、120平方m～１３(６)、130平方m～140平方m １４(６)
※（ ）は掃き出し窓への変更可能な数となります。
あかり採り窓：55平方m～６、 60平方m～7、70平方m～８、 80平方m～９、90平方m～１０、 100平方m～１１、110平方m～１２、120平方m～１３、130平方m～140平方m １４
クローゼット：55平方m～３、90平方m～４、120平方m～５
※フラットタイプH=2300mm
内装建材仕様
リビングドア：フラットタイプ H=2000mm（ガラス入りタイプ）（片開きドアとなります）
洋室ドア：フラットタイプ H=2000mm（片開きドアとなります）
洗面・トイレドア：フラットタイプ H=2000mm（片開きドアとなります）
クローゼットドア：フラットタイプ H=2300mm
玄関収納：システム玄関収納 フラット扉 W=720mm トールタイプ
窓枠：有
回り縁：無
電気配線設備等
玄関（外）：基本照明（LED)、電灯配線1、スイッチ１、ドアホン子機
玄関（内）：基本照明（LED)、電灯配線2、スイッチ１ （ホタル付）
各廊下：基本照明（LED)、電灯配線１、スイッチ１（ホタル付）、コンセント１
階段：基本照明（LED)、電灯配線１、スイッチ2（3路スイッチ）
各トイレ：基本照明（LED)、電灯配線１、スイッチ１、アース付コンセント１
洗面所：基本照明（LED)、電灯配線１、スイッチ１、コンセント１（化粧台付属）、アース付コンセント、分電盤
浴室：照明は本体付属、電灯配線１、スイッチ１、浴室リモコン
キッチン：基本照明（LED)、電灯配線１、スイッチ１、コンセント１、アース付コンセント２（冷蔵庫、電子レンジ用）、引掛シーリング、台所リモコン
ダイニング：引掛シーリング、電灯配線、スイッチ１、コンセント２
リビング：引掛シーリング、電灯配線、スイッチ１、コンセント１、TVコンセント（ダブルコンセント付）、エアコンコンセント 電話配管1箇所
各居室：引掛シーリング、電灯配線、スイッチ１、コンセント１、TVコンセント（ダブルコンセント付）、エアコンコンセント
WIC・納戸：引掛シーリング、電灯配線、スイッチ１
書斎・家事室：引掛シーリング、電灯配線、スイッチ１、コンセント１
外部：防水型コンセント１（給湯器用） 立水栓又は散水栓
アーキテクチャルライト：基本照明（LED)、電灯配線、スイッチ１
インナーバルコニー：基本照明（LED)、電灯配線、スイッチ
※設置不可による転用は出来ません。
※居室は4.5帖以上、ウォークインクローゼット（WIC)・納戸・書斎・家事室は2帖以上となります。
※その他、本仕様に記載なき工事及び設備の変更は別途となります。
※施工時期・間取りにより設備機器や内装建材などの仕様を変更することがあります。カタログや仕様書に記載されている数値については”呼称寸法”となります。
第1回設計打ち合わせ
という感じの上記のような標準仕様書なるものを貰って、以前から貰っていたQUAD Vのカタログなどを見たりしながら、考えて行きます。住宅情報館の注文住宅で建てるQUAD Vの「設計打ち合わせ第1回目」は、1級建築士の先生を紹介されまして、初めて挨拶をして、ある程度の要望を伝えていきました。
大まかな要望を伝える
- 4人家族
- 1階にリビングと、和室。
- 床暖房LDK
- 2階に寝室、子供部屋2つ。計3部屋。
- 庭は欲しい
- 駐車場は2台欲しい。
- 屋上があったら楽しそう。
- 広い屋根付きのベランダが欲しい。
こうしたい、ああしたいと、ざっくりですが、設計士の先生と話をしていると、あっという間に2時間経過してしまって、予定時間が来まして、あと1回の打ち合わせで建築請負契約書に必要な最低限の図面が完成するのかという感じで、第1回目の設計打ち合わせは終了しました（汗）。
まずは1階の間取りから
今回私たちが購入した土地は、真四角ではなく、北東部分が斜めになっている土地だったりして、土地にたいしてどのように配置したら良いか、自分で携帯でマークを並べて考えてみたりしましたが、いまいちイメージがわかなかったり（汗）
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間取りを考える場合、一気に全体を考えようとすると難しいので、まずは1階の間取りを決めていきます。1階がおおまかに決まると、その床面積などに応じて、2階の大きさもある程度決まっていくので、2階に欲しい部屋数などを、うまく配置したりして決めて行きます。もちろん、2階を考えた場合におかしな部分が出てきたら、1階を変更したりして調整したりします。
まずは優先順位を決めて
・「対面キッチン希望」なので、ダイニングとキッチンの配置や大きさがある程度決まる。
・日当たりの良い南側に、リビングやベランダを配置
・玄関・階段・トイレ・浴室・洗面所などを、メインのリビングやキッチンなどの場所を考えながら配置
という感じに、まず1階のメインをLDKと考えたりして、間取りの配置のパズルを考えて行きました。
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